【他人と比較するな】新卒面接の心得

悩める学生
面接でアピールする経験なんてないよ。こんなことなら長期留学や学生団体の幹部、営業系のインターンでもしとけば良かった・・・
就活を始めてみると多くの方が同じような思いを抱くのではないでしょうか。かく言う私も就活時代を省みると、このような華々しい経験や肩書きなどを持っていたらどれだけ楽に勝負できるだろうかと考えていました。しかし、もう過去には戻れない中、今まで経験してきたことを通して、「こいつは欲しい!」と思ってもらうにはどのように考え、どう自分を表現して行けばいいのでしょうか。この記事では、ノンスペック学生が就活に挑むマインドについて私見をお伝えしていきます。

 

本ブログの著者

Twitter:ショウ💻脱正論就活(@sho_toojh)

過去の経歴は本当に重要なのか?

体育会、長期留学、学生団体の幹部など、私が就活を始めた時、輝かしい経歴や取り組みテーマだけで差別化できるような経験をしている友人がわんさかおり、自分のスペック・経験でそんな相手と戦っていくなんて無謀だと何度思ったことでしょう。一見、避けては通れないように思えるこの経歴争い。この発想を考え直すことから面接に挑む必要があります。

意識すべき相手は誰なのか?

肩書き争いは不毛

ビジネスでは自社と競合他社の商品を比較し、どの要素で競合を上回ることができるかを考えることは重要な視点です。ただ、商品のスペックだけで勝負するのではなく、どんな方法でコミュニケーションしていくと買い手は欲しくなるのか?という、競合ではなく、買い手の視点に合わせて戦略立てすることも同時に必要な要素です。この視点は就活にも当てはまります。他の学生の経歴に萎縮し、自分なんて戦えないと感じることも勿論あると思いますが、横だけを見るのではなく、目の前(画面の前)にいる面接官にとって、「欲しい!」と思われるような自己プロデュースに注力する方が得策ではないでしょうか。幾ら体育会野球部で200人の部員を率いて全国大会に出場した経歴を持っている人がいても、その隣に500人規模のサッカー部で主将を務め、全国優勝を果たした人が現れた時のことを考えれば、この経歴だけの戦い方の不毛さが伝わるのではないでしょうか。

目の前の相手にYESと言わせる意識を

では、どのような表現(売り込み方)をすれば面接官にYESと言わせることができるのでしょうか?各社採用基準は違うはずなので、一概にこんな人物像を表現すべし!とは言えませんが、どんな企業でも「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえれば基本的にはその面接は通過できるはずです。なので基本的には、「いい奴そうだし、なんか仕事できそうだな」と感じ取ってもらうことが毎回の面接のゴールにすべきかと思います。特別、輝かしい実績がなかったとしても、些細なエピソードの中でその企業の戦力になると思われる素質を、芯を捉えて説明すれば良いのです。どの経験から説明しようかと悩むことも大切ですが、内定を取れる人は、漏れなく”どんな風に伝えるか”を工夫しています。

コミュニケーションを履き違えるな

企業が学生に求める能力として常に上位に「コミュニケーション能力」が挙がります。面接においても重要なスキルですが、これを履き違え、すらすら自分の意見を一方的に話せたとしても、相手の期待する回答ができていなければ、それはミスコミュニケーションになってしまいます。営業においても自社商品の説明を淡々と話し、相手の質問にもうまく答えられたとしても失注することもありますし、面接でもポンポンと質疑応答が進み、自分の言いたいことを今日の面接では存分に言えたなと思っていても、お祈りされることは多々ある話です。なので、採用の場においても、目の前にいる面接官に合わせてコミュニケーションの質を変えていくことが求められます。面接をしていると、暗記してきたガクチカを一生懸命にすらすらと話す方がいますが、これはミスコミュニケーションの典型例です。

面接して良かったと思ってもらえれば勝ち!

面接官はどんな人なのかを察しよう

目の前にいる面接官にYESと言わせる為にも、「その面接官が聞いた質問は何なのか?」「その面接官は何を聞きたくてその質問をしたのか?」「どんな話に興味を持ち、どんな言葉で表現すれば自分の売り込みたい素養が伝わるのか?」といった、相手に求められていそうなことに従って、その面接・質問毎に話し方から話す内容はアレンジしていくべきなのです。面接官といえど、一人間なので好き嫌いは勿論あります。その面接官にハマる話は何なのかをいち早く捉え、どんな形で伝えれば、自分の評価が上がるのかを考えていくと良いでしょう。なので、できるだけ面接当日までに面接官の部署や役職を把握し、面接シミュレーションをしていくべきです。事前に確認でいない場合でも面接冒頭に確認してから臨むだけでも、相手に合わせたコミュニケーションをする準備ができるはずです。

面接ではgiveの精神で挑むべし

基本的に人間は自分にとってメリットを感じられることや自分だからこそできたと思える時は気持ちがいいものです。面接においても、時間を作ってもらっている相手に対して、「自分なら何を貢献できるか?」または、「どういうやり取りをしたらプラスに感じとってもらえるか?」という意識は持っておくべきです。例えば、化粧品会社のブランド担当者が面接官の場合に、今の大学生は実際どんな購買傾向にあるのか、何が流行っているのかを自分なりの考えを持っておくことや、自分の足を使って、複数の売り場まで行き、そこでの気づきや工夫を感じたことを纏めておくなど。そしてそのリサーチ結果も交えながら、入社してからやりたいことを説明するだけでも、上辺だけの話をする他の学生と比べて、興味を持って話を聞いてもらえるはずです。大切なことは、相手が知りたそうな情報を、自分だからこそ得られた情報として伝えることです。自分の考えでもなく、自分の経験に基づくものでもない内容を話していても、話している相手は何の気づきも得られないですし、興味も持ってもらえません。

成功体験ばかりでは飽き飽きする?

また、面接で自分を良く見せようと成功体験ばかり話す人がいますが、日常の会話でも自分の自慢話ばかりする人って仲良くなりたいと思わないですよね?一緒に働きたいと思う人には、可愛げがあり、人間味の帯びた、自分と共感できる人間なはずです。自分を強く、凄い人間だと見せようとするだけではなく、弱さを認め、いじれる要素を出し、後輩感を醸し出すことも時には必要になります。自分の話すエピソードを客観的に見つめ、自分だったらこの話をする人と一緒に行動したいか、働きたいか考えてみましょう。また、OBOG訪問、そして信頼できる社会人に対してフィードバックしてもらう機会も作っていくといいでしょう。

最後に

経歴にインパクトのある人はそれだけで優秀そうに見えるかもしれませんが、入社してみると誰も学生時代の経歴なんて興味ありません。些細な経験の中でも、その企業に利益をもたらしてくれそうな人を戦略的に作り込んでいくこと。そして、面接では、対企業への目線だけではなく、まずは、目の前(画面の前)にいる相手に対して、一緒に働きたいと思ってもらえることに最も意識すべきです。毎回の面接での勝率は確率的には50%ですが、その確率を如何に高めていけるか考えながら、一つ一つの面接に臨んでいきましょう。



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